
生産地
海抜 120~150 mの丘陵地帯のアストリア農地
ぶどう畑:南北と東西に広がり、樹齢8~15年のぶどうの木が1ヘクタールあたり4,000~4,500株
平均収穫量:1株につき1.5~2キロ、1ヘクタールあたり7~8トン相当
ぶどう品種:複数の赤ぶどう高級品種
栽培システム:グイヨ法
醸造技術
ぶどうの収穫は9月~10月に小さな籠を使って手摘みで行われます。
収穫したぶどうの一部(およそ10%)は3ヶ月間自然乾燥させるために乾燥用の棚に貯蔵されます。残りのぶどうは茎を取り除き、皮ごと26~28度の温度で約15~20日間発酵させます。つづいて圧搾してステンレスタンクに移し替え、マロラクティック発酵を完了させます。
乾燥用棚に貯蔵しておいたぶどうも乾燥工程が終わると、同じ工程にかけられます。
両方を混ぜ合わせたワインは、中程度にトーストされたアリエール産フレンチオーク樽(バリック)に入れ替えられ、樽の中で8~9ヶ月熟成させてからびん詰めされます。ワインボトルでさらに休ませることで、干しぶどうの性質を最大に生かした一貫した力強さと威厳が特徴のワインに仕上がります。
性質と特徴
色: 濃いルビーレッド
香り: 木の香りとよく調和した、多品種のスパイスの香りを含む強い香り
味わい: まろやかでバランスとれた味わい、アロマとタンニンをはっきりと感じられるしっかりとしたストラクチャー
化学的成分
実アルコール度 % vol.13.00 – 14.00
糖分g/l 8.00 – 9.00
総酸度g/l 5.00 – 6.00
サービングの適温
16~18度、サービングの1時間前に開栓してデカンターに移し替えておきます。
保存方法
熱や光のあたらない、乾燥した涼しい場所に保存してください。
ワインリストでの名称
”エル・ルーデン” ヴェネト・ロッソI.G.T. – アストリア


